7月28日 相場情報

 お客様各位

 

728日:今朝の状况】

 

為替(ドル/円):1ドル=10976銭【‪‪07:00現在】

N.Y.ダウ: 35,059(-86)

 

LMEセツルメント

 午前売: 9709(129)

    午後売: 9762

 

 COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)

 : 4.546(-0.043)

 : 1799.5(0.8)

 

WTI原油先物

 原油:71.65(-0.26)

 

本日時点予想計算値:国内铜建値

 ロンドン午前:1120

 ロンドン午後:1120

 N.Y. : 1150

 

ニューヨーク為替引値()

  109.76-109.79(0.58円高-0.58円高)

 

727日:昨日の状況】

 

国内銅建値1110(726日より+60)

 

《人気者》

 

先日、ナゲットを製造する会社の方から「ナゲット

が品薄で大変なんだ」という話を伺いました。

念のため触れておきますと、被覆線スクラップの

うち剥線処理した銅くずがピカ線(特号銅線)で、

破砕選別処理した銅くずがナゲットです。

国内で加工している日系会社の主力は赤ナゲット

(メッキや真鍮などが含まれない、銅だけの

ナゲット)です。

つまり、この方が仰っているのは「自分の会社は

赤ナゲットを製造し、国内メーカーに納めているが、

契約した数量を作り納めることが出来ずに困って

いる」ということです。

 

仰る通りで、つい半年ほど前まで赤ナゲットは国内

で販売することが難しいと言われ、人気がありません

でした。

市況はくるくると変わるもので、今は足りなくて

困っている、つまり人気があるわけです。

 

但し、この状況を正確に理解する為には、市況の

変化を加味する必要があります。

 メーカーの赤ナゲット購入量が増えた

 (需要増)。

 赤ナゲットの材料が不足している

 (材料発生薄)。

 赤ナゲットが中国に輸出されている

 (競合)。

①②③のことがここ最近になり起きているのなら

ば、赤ナゲットの人気が出たのではなく、市況が変化

したことになります。 

もっと単的に言うと、ただの品薄(被覆線の品薄)

です。

赤ナゲットが、国内市場で永久に人気者であり続け

るかは分からないということです。

 

雑線(ヤード持込):【727日現在】

【1】ワイヤーハーネス:390円前後

【2】雑線エフケーブル(VVF):350円前後

【3】雑線・一般(4243%):320円前後

【4】雑線220-240 

【5】家電線:付き物を取り売買可

【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】

【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。

以上