お客様各位
【7月29日:今朝の状况】
※為替(ドル/円):1ドル=109円91銭【07:00現在】
※N.Y.ダウ: 34,931(-128)
※銅LMEセツルメント
①午前売: 9697(-12)
②午後売: 9671
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅: 4.479(-0.067)
④金: 1799.5(0)
※WTI原油先物
⑤原油:72.39(+0.74)
※本日時点予想計算値:国内銅建値
①ロンドン午前:1120円
②ロンドン午後:1110円
③N.Y. : 1140円
※ニューヨーク為替引値(円)
109.9-109.93(0.14円安-0.14円安)
【7月28日:昨日の状況】
※国内銅建値1110円(7月26日より+60円)
《0:100 ではない》
※被覆線スクラップでも銅歩留まりが高い物(銅歩留
り70%〜80%)は、元々、国内ナゲットメーカーが
加工を手掛ける為、最近でもマーケットの流れに
変わりありません。
※一方、銅歩留まり45%前後を境に、それを下回る
雑線・家電線は、ここ数ヶ月取引しにくい環境にあり
ます。
※要因
1:マレーシアのロックダウンと加工処理の減速
(★注)
2:マレーシア輸入通関の厳格化
3:日本の輸出通関(分析方法・バーゼル相談
方法)の厳格化
※注意が必要なのは、1、2、3はあくまで“障害”で
あり、“全く出来ないではない”こと。
なので、日本国内では、何もお構いなく雑線の取引を
している会社もあります。
(特に商売上、“うちは雑線を買いません”とは言い
難いもので、リップサービスで「問題ない」と見栄を
張る会社もあります)
※感覚的な話ではありますが、なにも“障害”がない
ときを100として、今は30か?40か?くらいで、
取引はされているわけです。
※勘違いされないように!、国内マーケットは動いて
いて決して0ではない。
※例えば「天候が悪く葉物野菜の価格が上がって
ます」というニュース。
安いとき1玉100円のキャベツが、今は200円、250
円になっている話と同じで、「キャベツは買える、
だけどa価格が高いとか、b手に入りにくい」という
状況。
※雑線の場合にしてみると「普通に雑線を売り買い
出来ます、だけどa’(LME相場の割に)価格が安い
とか、b’買いたい人が少ない」というのが目下の
状況。
★注:マレーシア向け被覆線輸出は上述1、2の理由
から流れにくいのは確かです。
ですが、禁止されたとか、止まっていると言う話では
ありません。ただ、月間capacity1,000トンの会社に
在庫が3,000トンあれば、そりゃ買うのを控えるよね!
という話です。
※雑線(ヤード持込):【7月28日現在】
【1】ワイヤーハーネス:390円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):350円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):320円前後
【4】雑線B :220-240円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。
以上