お客様各位
【7月31日:今朝の状况】
※為替(ドル/円):1ドル=109円68銭【07:00現在】
※N.Y.ダウ: 34,935(-149)
※銅LMEセツルメント
①午前売: 9747.5(-33.5)
②午後売: 9759.0
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅: 4.4805(-0.0395)
④金: 1812.6(-18.6)
※WTI原油先物
⑤原油:73.95(+0.33)
※本日時点予想計算値:国内铜建値
①ロンドン午前:1120円
②ロンドン午後:1120円
③N.Y. : 1130円
※ニューヨーク為替引値(円)
109.7-109.73(0.24円安-0.24円安)
【7月30日:昨日の状況】
※国内銅建値1110円(7月26日より+60円)
《意識高い系・意識低い系 :前編》
※ 日本の被覆線スクラップ輸出通関のその後です。
※事態を整理しておきます。
※日本から海外へ金属スクラップを輸出する際、
バーゼル条約という国際条約の規定に準ずる必要が
あります。
※有害物質を先進国から後進国に出さないため、以前
からあるルールです。
※鉄、ステンレス、銅、アルミ、真鍮など金属だけの
ものであれば、概ね有害物質が含まれる可能性が低く
該当しませんが、被覆線スクラップの被覆(PVC)
は該当する“可能性”がある。
※その為、輸出者は、被覆線スクラップを輸出通関
する際に、「中に含まれる鉛分が規定値0.1%以下で
ある証明を、自主的にしてる(自主認定証を提示して
いる)。」
※問題はこの自主認定に際する分析方法で、環境省や
税関の立場で言えば、1コンテナ25トンの現物に
含まれる“品物の種類”分だけ、分析して下さいとなり
ます。これは極めて正論です。
※さてここからが最近の話。
※7月から分析方法を徹底するよう言われ、輸出者は
どうしているか?と言えば、二つに分かれます。
①意識高い系輸出者は「そんな分析絶対誰も出来
ない」と遠慮し、手を拱いている。
※一方、な〜んにも考えてない(言葉は悪いですが)
②意識低い系輸出者は、今まで通り、僅かな分析を
以ってこれが全量のサンプルとし、輸出申告して
います。
(つづく)
※雑線(ヤード持込):【7月30日現在】
【1】ワイヤーハーネス:390円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):350円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):320円前後
【4】雑線B :220-240円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。
以上