8月17日 相場情報

お客様各位

 

817日:朝の状况】

 

※為替(ドル/円):1ドル=10925銭【‪‪07:05現在】

N.Y.ダウ: 35,625.40(+110.02)

 

※銅LMEセツルメント

 午前売: 9377(-52.5)

     午後売: 9414

 

 COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)

 : 4.322(-0.065)

 : 1786.9(+11.7)

 

WTI原油先物

 原油:67.29(-1.15)

 

※本日時点予想計算値:国内銅建値

 ロンドン午前:1070

 ロンドン午後:1080

 N.Y. : 1090

 

※ニューヨーク為替引値()

 

109.23-109.26(0.34円高-0.34円高)

 

816日:昨日の状況】

 

※国内銅建値1090(813日より+10)

 

《銀行死ね!season5

問題点 相場の予想

さて今回の件、銀行員の最も重大な誤りは何かと

言えば、先物の売買を勧める際に、「今は銅相場が

高いから」と言ってしまっていることです。

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、これは

「将来の相場が、今よりも下がりますから」と言って

いるのと同じ意味になり、明かな不適切表現です。


今日の銅価格1,000/kgが、過去例えば40年間の

銅相場の中で、高い水準であることは事実です。

その年の平均値を統計に取り1981年=498  1981

年=383円、1982年=368円、、、、とグラフに

して行くと、間違いなく2020年も2021年も、グラフ

の中では最高値水準になります。

では「今日の銅価格が高い水準=将来は下がる

可能性が高い」と言えるでしょうか?

賢明な読者の皆さま、その通り、答えは「NO

です。


小生が、このメール&ブログで繰り返し主張して

いる「明日の価格は、誰も分からない」

「明日の上げ下げは二分の一」ということです。


例えば、史上最高値を更新し続けているアメリカ

のダウ平均株価(今週8/13も過去最高値を4日連続で

更新しています)。 コロナ禍で各国の金融緩和が

あり、一時は30,000$を超えないと言われていた

ものが、31,00032,00033,000、と上昇し、

現在は35,000$超です。

もしあなたが、30,000$の時点で「ダウ平均株価

は現在史上最高値水準ですから、先売りしましょう」

と株のブローカーに勧められ、その口車に乗って

いたら、大変です。

先売りすることは、もしその予想した相場が逆に

振れた場合、損失が出ることを意味するので、

どういう条件にせよ、必ず損失が出ます。


株でも土地でも先物でも、そのブローカー(今回は

銀行員)は、あくまで「確率二分の一の博打をしま

せんか?」と言っているだけなのです。

将来の相場が上がりそう、下がりそうとは言っては

いけないのです。

博打をしてみたら?と勧める人が「ちなみに、私

は、丁半の丁が出ると思いますよ〜」とは言っては

いけないという話でした。


「銀行死ね!season5?  おわり」

 

夏休み終わり。明日から足元の市況報告します。

 

※雑線(ヤード持込):【816日現在】

【1】ワイヤーハーネス:390円前後

【2】雑線エフケーブル(VVF):350円前後

【3】雑線・一般(4243%):320円前後

【4】雑線220-240 

【5】家電線:付き物を取り売買可

【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】

【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。

以上