お客様各位
【8月18日:今朝の状况】
※為替(ドル/円):1ドル=109円58銭【07:05現在】
※N.Y.ダウ: 35,343.28(-282.12)
※銅LMEセツルメント
①午前売: 9346.5(-30.5)
②午後売: 9268
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅: 4.2(-0.122)
④金: 1785(-1.9)
※WTI原油先物
⑤原油:66.59(-0.7)
※本日時点予想計算値:国内銅建値
①ロンドン午前:1070円
②ロンドン午後:1060円
③N.Y. : 1060円
※ニューヨーク為替引値(円)
109.57-109.6(0.34円安-0.34円安)
【8月17日:昨日の状況】
※国内銅建値1090円(8月13日より+10円)
《お盆明け》
※さて盆明けです。銀行の悪口はそこそこにして、
本業の輸出情報を、まとめておきます。
※①中国向け(6類限定)
銅系のスクラップ輸出先として、昨年11月より頭角
を現してきた中国、今週に入り主力売り先とWEB
ミーティングをした処、相変わらず原料は欲しい。
ただ、実質的に日本から流れているのは、銅系だと
雑ナゲットが多く、特号・一号はそれほど多くは
ないよう。 また、真鍮は、込真鍮がメイン。
何でもかんでも中国が買っているというのは誤解で
しょう(★注)。
※②マレーシア向け(雑線・雑品)
(1)ロックダウンの影響で現地加工スピードが
遅く、在庫過多。
(2)日本での価格競争が厳しい。つまり現地への
offer単価が高い。
(3)輸入時の通関トラブル(但し、マレーシア仕向
地域・港や通関業者に因る。影響一定では
ない。)
以上の理由で、在マレーシアの買い手は以前ほど
積極的に買っていない。
但し買い手の事情に因るので、マレーシアに良い
買い手がいれば問題なく、ないと、日本からの
輸出が滞る。
※③日本の通関
YouTube動画で説明の通り、7月から影響があるの
は被覆線スクラップのみ。
その被覆線輸出について、大体、事情が判明して
来た為、輸出自体は出来ますが、今までと同じ様
には出来ない。
輸出業者(=Shipper)が税関に説明する為の、
手間・分析コストは余計にかかる。
また、その説明方法が“解釈に因り異なる”為、非常
にやりにくい。
★注:日本では、A中国大陸向けに輸出されること
と、B日本でスクラップ業を営む中国人が荷物を買う
ことが、ゴッチャになっている方がいます。
あなたの会社に、中国人がトラックを運転して荷物
を取りに来たからと言って、買っていった荷物を全て
中国(大陸)に輸出しているわけではないので、混同
されないよう。
※雑線(ヤード持込):【8月17日現在】
【1】ワイヤーハーネス:390円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):350円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):320円前後
【4】雑線B :220-240円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。
以上