お客様各位【8月20日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=106円05銭【07:30現在】
※N.Y.ダウ:27,692(-85)
※銅LMEセツルメント
①午前売: 6667(+174.5)
②午後売: 6712
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:3.019(+0.048)
④金:1958.7(-40.7)
※WTI原油先物
⑤原油:42.93(+0.04)
※本日時点予想計算値:国内銅建値
①ロンドン午前:750円
②ロンドン午後:750円
③N.Y.: 750円
※ニューヨーク為替引値(円)
106.1-106.13(0.68円安-0.68円安)
【8月19日:昨日の状況】
※国内銅建値740円(8月19日より+30円)
《絵に描いた餅》
※さて、昨日は、弊社と恒吉集団とのかなり個人的な話に終始してしまいましたが、
8月18日の産業新聞掲載記事について、もう少し触れておきます。
※日刊産業新聞社の記者と、この記事掲載に当たり、いろいろと打合せを致しました。
と言うのも、ここ数年の日本国内需要家(メーカー)の原料買い細りをヒドイと思っているのが、
小生だけであると客観情報と言えず、新聞に掲載に相応しくないと思った為です。
(記者さんは同意してくれたと思っています。)
※弊社は、元来、輸出企業であります。
ですが、だから「輸出しましょう」と言っている訳ではなく、今後、日本に於いて、“金属スクラップは発生するも、
需要家(メーカー)が「そんなに沢山要りません」ということが続く”と考えているからです。
※そうだとして原料問屋の立場に立つと、余剰分を何処か他に売る必要に迫られます。
だ・か・ら、中国需要家(メーカー)と組んで日本で金属スクラップを回収、中国に輸出しましょうという話なのです。
※例を挙げます。
先日、ある仕入先より「真鍮のワイヤーカット線を買えるか?」と聞かれたので「輸出向けだと◯◯◯円/kgくらいで買えます!」
と伝えると、「国内メーカーに売れば40円〜50円/kgも高い!=お前の価格は安い」と言われました。
※で、「その国内メーカーに、実際に売れるんですか?」と聞くと、「売れない(少なくとも希望する数量は売れない)」とのこと。
※売れなきゃ、その単価がいくらのはずだ!と言った処で、絵に描いた餅ですよね。
つまり食えない餅には意味がない(売れない価格には意味がない)。
※売り手側商社・問屋と買い手側国内需要家(メーカー)の間には、このような無駄なやりとり、
埒のあかない議論がなされてます。
※メーカーは、世界戦略を考えた場合、コスト高の日本国内で生産量を伸ばさないのは当然で、原料購入を抑えるのは必然です。
※埒のあかない議論より、現実を見て、価格が安くても流通することを考えるべきだと考えます。
恒吉集団との業務提携、会社設立には、このような背景があります。
※雑線(湘南ヤード持込):【8月19日現在】
【1】ワイヤーハーネス:240円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):220円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):190円前後
【4】雑線B :100-150円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】