9月18日 相場情報

お客様各位

 

918日:朝の状况】

 

為替(ドル/円):1ドル=10997銭【‪‪07:28在】

N.Y.ダウ: 34,585(-166)

 

LMEセツルメント($/t)

 ①午前売: 9435.5(+43.5)

 ②午後売: 9331.5

 

 COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)

 ③銅: 4.2455(-0.033)

 ④金: 1749.4(-5.2)

 

WTI原油先物($/bbl)

 ⑤原油:71.97(-0.64)

 

本日時点予想計算値:国内銅建値(/kg

 ①ロンドン午前:1090

 ②ロンドン午後:1080

 ③N.Y. : 1080

 

ニューヨーク為替引値()

 

109.96-109.99(0.26円安-0.26円安)

 

917日:昨日の状況】

 

国内銅建値1080(915日より-30)

 

《転売屋のピンチ》

金属スクラップの仕事では「あるある」ですが、

交渉であまりに値段が合わないときの捨て台詞で

「そんなに高いなら逆に売るよ」とか、「そんなに

安いなら逆に買うよ」という言葉があります。

例えば、
弊社が、いつも荷物を買わせて頂く仕入先から「◯◯

△△円で買ってくれと」言われる。 仕入先も

商売なので、恐らく更にその仕入先との都合、

高く買わざるを得ないので、弊社にも高値買取を依頼

するという構造。

その依頼された価格があまりに高いので、そんな

高値で売買が出来るなら、逆に、弊社がその仕入先に

荷物を売らせて頂きますよ!となる。


弊社は価格さえ合えば、売り先から仕入れたり、

仕入先に売ったりということに抵抗はない(プライド

がない)ので、先日、「付き物が多い家電線」を、

従来の仕入先に売ることにしました。

勿論、現物をお互い確認して品質は了承の上で、

売ったものです。

ところが、一度出荷はしてみたものの、その仕入先

の会社は、どう処理も出来ず返品となりました。


この返品事件、予想される原因は「同社が転売屋で

あったこと」です。

ここ数ヶ月、被覆線の取引は日本の輸出通関厳格

化と、マレーシアの輸入通関厳格化、マレーシア

のロックダウンで、転売市場が冷え込んでいます。

特に、付き物が多い品物は通関でトラブルことが

多いので敬遠されがちで、

転売だけを目的にした取引は困難です。 

付き物を外し自社でナゲット加工をする会社は処理

可能ですが、右から左に転売し、口銭を取る手法は

しにくい為、この返品事件は起こったと思われます。


弊社もそもそもは転売屋なので、よく分かるのです

が、超売手市場で転売は有効です。コストが

掛からず儲かります。

一方で、売買が何らかの原因で滞ると転売は

難しく、加工をしている業者が有利となります。

 

補足/転売がしにくいと知りつつ、敢えて荷物を

売った弊社は、少し意地悪ではあります。

 

雑線(ヤード持込):【917日現在】

【1】ワイヤーハーネス:390円前後

【2】雑線エフケーブル(VVF):350円前後

【3】雑線・一般(4243%):320円前後

【4】雑線220-240 

【5】家電線:付き物を取り売買可

【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】

【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。

以上