《「通関が厳しい!」は本当か?》
【9月4日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=145円22銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:40,936.93 (-626.15)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売: 8856(-178)
②午後売:ー
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:4.032(-0.113)
④金:2489.9(-3.9)
※WTI 原油先物($/bbl)
⑤ 70.34(-3.21)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:1330円
②ロンドン午後:ー
③N.Y. : 1340円
※ニューヨーク為替引値(円)
145.47-145.48(1.43円高-1.47円高)
【9月3日:昨日の状況】
※国内銅建値1390円(9月2日より+20円)
《「通関が厳しい!」は本当か?》
※中国に金属スクラップを輸出すると、中国に入る時の通関が、
日本の通関に比べて不透明であると感じます。元々、共産党一
党独裁で、共産主義を掲げている国なので、国の成り立ちが日
本と全く異なるので通関のルールが違うことは当然だと思いま
す。
※通関するものがスクラップという非常に曖昧なものなので、
見方により、黒いものも白いものに、白いものも黒いものに、
何とでもなりそうです。
※さらに税関職員のいい加減具合もあり、「何が良くて・何が
悪いかが、極めて曖昧になります」
※さてこの1、2ヶ月、中国の、金属スクラップ輸入通関が一層
厳しくなっていると、よく聞きます。
※弊社が輸出をした荷物に関して、具体的な通関トラブルは起
こっていないので、直接見聞きした一次情報はありません、あ
くまで、「通関が厳しい」と人から聞いた二次情報です。
※情報として注意したいのは、その情報が、中国の買い手(在
中国メーカー・商社、及び、在日本の中国人ブローカー)の
“荷物を買いたくない理由“にされていないか?ということです。
※\メーカーも商社もブローカーも商売上荷物を買いたくない
時期が必ずあります。それを正直に「荷物が余っている」「価
格が高い」「炉修中」と説明してくれればいいのですが、そう
ではなく「通関が厳しいから」と言ってしまう買い手は、結
構いらっしゃる。
※自分の都合で買わないと、言いたくないが故の逃げ口上に
中国通関の事情を使われると、本当に中国の通関が厳しいの
かどうかは分かりません。
※雑線(ヤード持込):【9月3現在】
【1】ワイヤーハーネス:510円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):490円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):420円前後
【4】雑線B :300-330円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン】
以上