お客様各位
【9月8日そう:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=147円29銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:34,500.73(+57.54)
※ 銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:8242.5(-152.5)
②午後売:8280.5
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:3.726(-0.0225)
④金:1917.5(-0.6)
※WTI原油先物($/bbl)
⑤原油 : 86.87(-0.67)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:1260円
②ロンドン午後:1270円
③N.Y. : 1260円
※ニューヨーク為替引値(円)
147.29-147.3(0.36円高-0.37円高)
【9月7日:昨日の状況】
※国内銅建値1300円 (9月6日より+20円)
《バーゼル条約》
※昨日、バーゼル条約に関する小難しい話を書きました
、今日は、その補足。
※金属スクラップの仕事、特に、輸出入を行っていると
よく出てくるこのバーゼル条約(詳細添付)、有害物質
の国境を越える移動を制限しています。
※例によく出るのが鉛で、例えば自動車のバッテリーは
中身が希硫酸+素鉛であるため、使用が済んだだけのス
クラップ状態では、輸出も輸入も禁止です。
※では、昨日の例のように東南アジア諸国由来の“基盤
くず”はどのようにして日本に輸入されているか?(ち
なみに輸入しているのは日本の大手製錬所です)
※例えばフィリピンのA社が基盤くずを輸出する場合、
フィリピンの環境省→経済産業省を通じ、日本の経済産
業省→環境省に必要な書類を提出し、日本側の輸入許可
を得ます。
※日本の環境省は日本の製錬所が基盤くずの適正処理を
可能か調べてフィリピン側に回答し、A社は初めて、輸
出ができるようになる。
※バーゼル条約は実は、あれもこれもダメです!という
為の法律ではなく、きちんとしたプロセスを踏んでから
輸出入してね、という法律なわけです。
※世界中の国の役所が、日本の役所(経済産業省や環境
省)のように、きちんと仕事をしてくれればいいのです
が、実際には何にもしてくれない国もあり、その場合、
バーゼルに該当する金属スクラップの輸出入は実質出来
ないことになります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%BC%E3%83%AB%E6%9D%A1%E7%B4%84
※雑線(ヤード持込):【9月7日現在】
【1】ワイヤーハーネス:410円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):390円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):320円前後
【4】雑線B :220-250円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン】
以上