お客様各位
【9月9日:今朝の状况】
※為替(ドル/円):1ドル=110円26銭【07:11現在】
※N.Y.ダウ: 35,031(-68)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売: 9256(-69)
②午後売: 9268
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅: 4.232(-0.0455)
④金: 1790.7(-5.2)
※WTI原油先物($/bbl)
⑤原油:69.3(+0.95)
※本日時点予想計算値:国内銅建値(/kg)
①ロンドン午前:1070円
②ロンドン午後:1070円
③N.Y. : 1080円
※ニューヨーク為替引値(円)
110.23-110.26(0.04円高-0.04円高)
【9月8日:昨日の状況】
※国内銅建値1080円(9月3日より-20円)
《香港のテレビ番組》
※金属スクラップ貿易に関して(実は)、香港は重要
な拠点です。
※中国大陸沿岸部にあるメインポート(例えば天津、
青島、大連、上海、寧波、厦門)と異なり、広東省
各港(例えば黄浦、花都、三山、恵州)の港は大河を
登った上流にあり、上述メインポートより規模が
小さい。
※広東省各港へは「一度、香港でコンテナを大型船→
小型船に積み替え」輸送します。
※ところがこの香港で、ここ数ヶ月、海外からの金属
スクラップが大量に滞留しています。 積み替えの際
に一度、下された香港のコンテナ・ヤード(CY)
で、中国大陸に向かわず、置きっ放しになっている。
※実は、置きっ放し自体は別に大きな問題ではあり
ません、荷主は、高いfee(金)を払えば倉庫替わり
に置きっ放しにしても構わない。
※なぜ滞留しているか?と言えば、香港→広東省に
入る際の通関が7月頃から、急に厳しくなった為で、
輸入者は「熱り(ほとぼり)が覚める」のを、高い金
を払って待っているわけです。
中国の税関では、時間が経てば元に戻ることが多い為
です。
※そもそも、禁止された荷物を輸入しようとしている
わけではなく、6月まで通っていた、ミックスメタル
やアルミ類、銅(birch cliff)などが、急にダメ!と
なった。
※例えば、1トン中のミックスメタル(zorba)に
僅かな鉄や亜鉛ならいいよ〜!と言っていた税関が、
急に、1欠片もダメーーー!となったわけです。
※正に裙子豹変する。
補足:つい最近、香港のテレビ局が、海外スクラップ
が大量に押しつけられている香港・中国の現状を、
特集番組として放送したそうです。海外スクラップの
内、量が最も多いのは米国からなので、米中対立に
於いて米国を牽制する意味もあるでしょう。
番組放映が通関厳格化を助長していると、広東省の
客先は言っていました。
※雑線(ヤード持込):【9月8日現在】
【1】ワイヤーハーネス:390円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):350円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):320円前後
【4】雑線B :220-240円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。
以上