お客様各位
【9月2日:今朝の状况】
※為替(ドル/円):1ドル=110円03銭【07:07現在】
※N.Y.ダウ: 35,313(-48)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売: 9312(-150.5)
②午後売: 9332
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅: 4.263(-0.097)
④金: 1813.1(-1.9)
※WTI原油先物($/bbl)
⑤原油:68.59(+0.09)
※本日時点予想計算値:国内銅建値(/kg)
①ロンドン午前:1070円
②ロンドン午後:1080円
③N.Y. : 1080円
※ニューヨーク為替引値(円)
109.99-110.02(0.03円高-0.03円高)
【9月1日:昨日の状況】
※国内銅建値1100円(9月1日より+30円)
《同軸ケーブル》
※先日、NHKを見ていたら、銅の国際相場が歴史的に
上昇している為、様々な部品の材料として銅が使われ
なくなるのでは?というニュースがありました。
※まった〜。
何を言ってくれているんだか?これだから素人は
嫌だ。
銅は他の金属に比べて伝導率が高いから、アルミや鉄
に取って代わることはないんだよぉ〜と思って見て
おりました。
※で、今週、仕入先より連絡があり、同軸ケーブルの
スクラップが溜まったと言われたので、下見に行って
みたら、びっくり。
※同軸ケーブルの芯が当然、銅、だと思っていたら、
なんと鉄でありました。
勿論、一部の同軸ケーブル、芯に鉄が使われている
ことは知っていたのですが、鉄芯に銅メッキで
あったり、アルミ芯に銅メッキであったりする為、
一見すると銅に見間違えてしまうのです。
※確かに、同軸ケーブルを製品として作るメーカーの
立場で考えると、銅を使うか、アルミ・鉄を使うか
で、コストが変わります。
安い材料で同じ性能の製品を作れれば、それを作る
企業にも使う消費者にもメリットがあります。
※今後、様々な製品の材料として、銅より安価な
アルミ・鉄に取って変わることが考えられます。
※ですが、それをリサイクルする立場からすると、
大変紛らわしい話です。
材料コストが安いということは、リサイクルされる
ときの価値も安いということ。
※具体的に言いますと、元々銅分が10%程度はあると
踏んでいた小生は、何とかプラスの単価、つまり、
1円〜5円/kgの価値があると思っておりました。
ところが、銅分が0%である為、計算すると△50円〜
△100円の価値でしかないことになります。
つまり産廃。
写真を添付します。
【添付ファイル】
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* 30da3743-9419-4dfd-ac78-013a982a351e.jpg
* 97b97521-bb97-4e37-b834-0e4fc95d6bea.jpg
https://www.mlist.ne.jp/archive/attach/tokyoshigen/e53ea57f87b7996403bc9ec334c0c72a/2428/
※雑線(ヤード持込):【9月1日現在】
【1】ワイヤーハーネス:390円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):350円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):320円前後
【4】雑線B :220-240円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。
以上