お客様各位
【9月14日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=147円28銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:34,575.53(-70.46)
※ 銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:8353.0(+15.5)
②午後売:8373.0
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:3.756(+0.004)
④金:1909.1(-2.2)
※WTI原油先物($/bbl)
⑤原油 : 88.52(-0.32)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:1280円
②ロンドン午後:1280円
③N.Y. : 1270円
※ニューヨーク為替引値(円)
147.45-147.48(0.37円安-0.39円安)
【9月13日:昨日の状況】
※国内銅建値1280円 (9月8日より-20円)
《鉛の密輸?・下》
(つづき)
※もし、
日本側通関で鉛管くずと虚偽申告された巣鉛が海外に流
れているとなると、以前、日本から韓国向け自動車バッ
テリーが問題になったように、いずれ問題になること必
至です。
※今年7月の輸出数量(財務省統計)を見ると、マレー
シアとインド向けの数量が突出しています。
それ以外の国向けは100トンにも満たないので、昨日列
挙したような鉛管などの鉛くずが、適正に申告され輸出
されていると考えます。
※一方でマレーシア向け約900トンとインド向け約600
トンは、さすがに量が多過ぎると考えます。
つまり自動車バッテリーを除けば、それほどの鉛くずが、
そもそも発生するとは考えにくいのです。
巣鉛が密輸されているのでは?と疑う根拠です。
※マレーシア、インドは、もともとアルミや銅などの金
属スクラップが日本から輸出されている国です。
輸出プレーヤー(商社)が同じであれば、アルミや銅と
同様に、巣鉛の輸出を目論むかもしれません。
※ところが、銅やアルミくずと同じだとたかを括り、軽
い気持ちで巣鉛を輸出すると、①希硫酸の処理②巣鉛溶
解時の排ガス処理が、適切に処理されず、土壌汚染と解
体作業員の健康被害が進みます。
※そもそも再生鉛を作るコストが安く済む為、後進国に
輸出\されるわけですから、現地で不適切処理が行われて
いる可能性は高くなります。
※日本はかつて自動車バッテリーを韓国向けに輸出して
いましたが、「環境省の意向」で、現在は輸出を実質止
めている為、国内の自動車バッテリー流通価格が国際相
場に比べて非常に安いです。
安いが故に、輸出した場合の利益が大きくなるわけです。
※もし本当に巣鉛が密輸されているとしたら、韓国向け
自動車バッテリー輸出を止めた意味が全くなかったこと
になります。
補足:昨日も書きましたが、ここまで小生の仮説です。
引き続き調査します。
※雑線(ヤード持込):【9月13日現在】
【1】ワイヤーハーネス:430円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):41円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):340円前後
【4】雑線B :240-270円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン】
以上