お客様各位
【9月21日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=148円32銭【08:18現在】
※N.Y.ダウ:34,440.88(-76.85)
※ 銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:8277.0(+43.5)
②午後売:8298.5
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:3.7465(+0.0325)
④金:1945.6(+13.6)
※WTI原油先物($/bbl)
⑤原油 : 89.66(-1.54)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:1280円
②ロンドン午後:1280円
③N.Y. : 1270円
※ニューヨーク為替引値(円)
148.33-148.34(0.47円安-0.47円安)
【9月20日:昨日の状況】
※国内銅建値1270円 (9月20日より-20円)
《行間を読む》
※新しい客先と最初の交渉をするときは特に、先方の会話の
中から「何を一番要求されているか?」相手の意図を汲み取
る必要があります。
※商売の会話でなく普段の会話であっても同じです。
“この人はこのようなことを言いたいのだなあ“とか、“こうい
う質問をしたいのかな?“と、頭を働かせて、相手の意図を予
想して会話を進めるべきだということです。
※なぜなら、一般的に会話中、言いたいこと、聞きたいこと
を直接的な表現で、言ったり聞いたりすることは、(特に日
本語においては)失礼にあたるやも知れず、話し相手は遠慮
して“遠回しに自分の要求をしてくる”からです。
※会話の上手な人=営業の上手な人は、遠回しの要求を汲み
取ることが出来る。
いわゆる「行間を読む」ことが出来ます。
(英語や中国語は直接的な表現か多く行間を読むという作業
が少ない気がします。逆に日本語は婉曲表現が多く行間を読
む作業が多いやもしれません。)
※先日あった例です。雑線の取引で売り手側が、“出荷後返
品を受けない“、“歩留のクレームを受けない“、という要求
をされたケースです。
※荷物を売る側が、最初から「うちは返品を一才受けない」
とか、「歩留のズレは認めない」と言ってしまうと、どうし
ても角が立ちます。
※そこで売り手は会話の節々に、過去に大きな歩留まりのク
レームがあり返品騒動になったと、自分が気にしている心配
ごと(という名の緩い“要求“)の話をしてきます。
あくまで過去の話として。
※買い手は「必ず現物の積み込みに立ち合い」「その場で荷
物を確認するので」「荷物が出荷された後に、クレームを付
けることはしません」と先に申し出て、相手の心配を払拭し
ました。
※それにより、仮に、この雑線の取引で競合社があったとし
ても、同じ価格であれば品質トラブルが起きなそうな会社に
売りたいと、売り手お客様は思って頂けたと思います。
※ただ、上品な方ほど、要求は遠回しで、直接的な言い回し
をされないので、こちらで汲み取る必要があるという話しで
した。
おまけ
実は、交渉において売り手の要求が単価“だけ”の場合、話は
簡単です。数字は全世界共通なので、会話の上手い下手もな
い。高いか安いかだけ。
単価だけの話を、直接的な言い回しでされる方が、スクラッ
プ業界には多いです。
※雑線(ヤード持込):【9月20日現在】
【1】ワイヤーハーネス:450円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):430円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):360円前後
【4】雑線B :260-290円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン】
以上
9月21日 相場情報