お客様各位
【9月1日:今朝の状况】
※為替(ドル/円):1ドル=139円06銭【07:00現在】
※N.Y.ダウ: 31510.43(-280.44)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売: 7721.0(-189.5)
②午後売: 7799.0
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅: 3.5185(-0.0265)
④金: 1712.8(-10.4)
※WTI原油先物($/bbl)
⑤原油:89.55(-2.09)
※本日時点予想計算値:国内銅建値(/kg)
①ロンドン午前:1120円
②ロンドン午後:1130円
③N.Y. : 1130円
※ニューヨーク為替引値(円)
138.96-138.97(0.17円安-0.16円安)
【8月31日:昨日の状況】
※国内銅建値1170円( 8月26日より+10円)
《財務省統計を見て》
※昨日のコラムで、日本の銅・真鍮輸出は、月間で、
約26,000トンあり、その内中国が約20,000トンというの
がザックリとした数字であると書きました。
※①中国向けと②それ以外の国向けでは、実際の物は異
なり、中国向けは解体後の銅・真鍮、②それ以外の国向
けは解体前の銅・真鍮付き雑品・雑線だと言えます。
※中国向けの解体後の銅は、解体前の雑品・雑線です。
仮に“空想で“その全てを銅品位40%の雑線であると想
定すると、中国向けの解体後の銅・真鍮20,000トンは雑
線を解体・加工した銅ナゲットということになり
ます。
※日本国内で加工された雑線由来の銅ナゲットが20,000
トンですから、解体・加工前の雑線は50,000トンに相当
します(20,000÷0.4=50,000)。
※つまり今現在の日本で、最終的に輸出される雑線を母
数にしてみると、①'国内で50,000トンが加工され加工
後の銅ナゲットが中国に輸出、②'何もされずに中国以
外に輸出される雑線が6,000トンとなります。
※割合は「国内加工9:輸出1」となります。
※2018年末の中国輸入禁止前の数字を調べてみようと思
いますが、相当量がそのまま(②の状態で)輸出されて
いたはずです。
ところが、すっかり日本は雑線の自国内加工国となった
と言えます。
※雑線(ヤード持込):【8月31日現在】
【1】ワイヤーハーネス:355円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):330円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):290円前後
【4】雑線B :200-230円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています】
以上